コラム41:感情の力 (2012年2月1日号)

カウンセリングのお仕事をさせていただくなかで、体感することがあります。
それは感情が持っている力です。

前回のコラムで感情の伝染のお話をしました。一緒にいる人の感情は伝染する、というお話です。

これと似て、しかし少し違うのが感情の力です。
プラス(正)の感情やマイナス(負)の感情を投げかけた受けたりする時に、プラスやマイナスのエネルギーが発生するようです(注:自論です)。

これが感情の伝染と違うところは、これは感情ではない体力を左右する種のエネルギーであるということと、感情と違ってそれを瞬間瞬間に知覚したり、コントロールするのが難しいということです。
負の感情は体力を奪います。負の感情の中でも特に影響力の強い感情は、強烈な怒りや憎しみそして恐怖です。

強力な負の感情に長時間または連日耳と心を傾けると、体力を使う仕事ではないのに、心身ともに激しく磨耗しているのがわかります。(ただし、心のケアと体力の回復は仕事の一部なので問題ありません。)

不平、不満、不安、心配、恐怖、悲しみ、後悔、など一般に「負」といわれる感情はたいていマイナスのエネルギーを持っているようです。家庭や仕事場など、このような負の感情が日常的に蔓延する中にいると、心や身体がしだいに病んでいくのは無理のないことだと思います。

逆に、正の感情といわれる、喜び、希望、ポジティブな心、愉快な気持ち、笑いや、応援、愛、などはプラスのエネルギーを持っていると思います。 カウンセリングでも、負の感情でいっぱいだった方がしだいに正の感情で満ちてくると、体力の消耗を感じるどころか、喜びがエネルギーとなって、仕事の後はむしろ元気になるくらいです。
よくマラソン選手がインタビューで、「みなさんから多くの声援をいただいて最後まで走りきることができました」などと答えているのを聞くことがありますが、これは本当に声援や励ましの持つエネルギーがランナーの体力となったのだと思います。

周りに元気のない人がいたら、正の感情をもって接してあげましょう。反対に今落ち込んでいる人は、なるべく見るもの聞くものなど、正のものを取り入れるようにして、心をプラスの感情で満たすようにしてみて下さい。 

そうすれば必ず元気が出てきます(しかし無理に感情を抑圧するのはいけません)。

負の感情でいっぱいで、上手にそこから抜けれない人は、無理をせずにカウンセリングを受けることをおすすめいたします。
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