アスペルガー症候群 (2011年7月16日号)

「人の気持ちが良くわからない」「人の表情や場の空気を読めない」などを特徴とする障害に アスペルガー症候群があります。

これは高機能こ高汎性発達障害なので、知的障害がない自閉症としてあ扱われることもあります。

遺伝の傾向が強く、同じく遺伝性とされているADD (Attention Deficit Disorder)/
ADHD (Attention Deficit Hyperactivity Disorder) など他の発達障害と合併があるのも珍しくありません。

人の気持ちや表情を読むのが苦手で、論理の組み立て、特に心の論理の組み立てに問題が起こります。

こだわりが強く、興味範囲が狭く 新しいことも苦手です。


音、匂い、触覚などに敏感で、例えばコンピューターなど、ある特定分野に特別な才能をみせることもよくあります。

得意分野においては、驚異的な記憶力を発揮することもあります。

また、人間関係で煩うことが多いです。 相手の立場を計りにくいことから、物事を自分を中心に考えがちです。 自分の考えるように物事が進まない時は相手が悪いと考えてしまいがちなので、我が儘な人を思われることもあります。

発達障害のない子供たちが自然にわかること、つまり自分以外の人間と自分は違う人間なので他の人にもそれぞれ別のあ考え、立場、感じ方があるということの認知が不得意なのです。

自分が思っている通りに世の中が動いていると思うふしもあります。

自分がアスペルガー症候群だと知らず、人間関係が上手くいかないことで落ち込み、二次障害としてうつ病になることもよくあります。


親がアスペルガー症候群の場合は、子供が心にダメージを受けていることが多いです。

「自分は親に精神的虐待や言葉の虐待を受けながら育てられた」と思ている人もいます。

自分が大人になった今、親のことを「許したい」と思いながら、どうしても許せず、苦しんでいる人もいます。

このような人たちが、「自分の親はアスペルガーだったんだ」と知ると、すーっと胸のつかえが取れるように感じる人もいます。 「目から鱗だ」と表現する人もいます。

自分や自分の大切な人がアスペルガー症候群ゆえに問題を抱えているのではないか、と思う人は是非専門家にご相談下さい。
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