コラム21:PTSD(心的外傷後ストレス障害)を防ごう
(ライトハウス4月1日号)

強い恐怖を経験をしたり目撃したことがトラウマとなって起こるストレス障害をPTSD(心的外傷後ストレス障害/Post Traumatic Stress Disorder)といいます。症状は人により様々ですが、悪夢、睡眠障害、吐き気、フラッシュバック、過度の驚愕反応、パニック障害、対人恐怖、離人感、怒り・イライラ、焦燥感、感情や感覚の麻痺、ウツなどがあります。

同じような恐怖体感をしてもPTSDになる人もいれば、ならない人もいます。New Yorkで起きた9.11を現地で体験してもPTSDにならない人もいれば、ハワイでTVを見ていてなった人もいます。心の免疫力は人それぞれです。恐怖体験の後には心のケアをしてあげましょう。

まず自分の感情を確かめてみて下さい。恐怖の他に悲しみ怒り罪悪感などありますか。自分の感情を認めて深呼吸をしてアドレナリンを抑えるように水分補給をして下さい。次に、感情でいっぱいの風船の空気を抜くように、家族や友達と話して自分の気持ちや感情を話して下さい。無理をする必要はありませんが、人と気持ちを分かち合って共感することが大切です。手を握る・ハグをするなどスキンシップも対大切です。

感情のリリースをしたら、緊張で疲れた心を癒してあげましょう。自然浴、入浴、音楽、アロマなどで心を癒して下さい。自分の体をパタパタと軽く叩いて体の感覚をもどしましょう。心と体の感覚が戻ってきたら、5感それぞれで心地よさを充分に感じてみましょう。そして自分が経験した恐怖が過去のことで、今は起きていないことを確認しましょう。



ある程度気持ちが落ち着いたら、運動をしたり歌ったり笑うなどをして更なる回復を促しましょう。

起こったことや今後のことに、不幸中の幸いの部分を見つけてみましょう。

まわりの人と建設的な話しをして、励まし合いましょう。しだいに希望や勇気が湧いてきます。希望を持てない人がいたら一緒に希望を見出してあげましょう。それは相手のためになるだけでなく、巡り巡って自分の力にもなります。

最後に、恐怖体験を、成長や改善へ変わるように考えてみましょう。恐怖や犠牲が無駄にならないよう、恐怖や犠牲のぶんだけ、今後の成長や改善に変換しましょう。

個人としての精神的な成長であったり、社会的なものでもあるかもしれません。

どんな成長であり得るのか、そして自分(達)に何ができるのか、家族や友人と話てみましょう。

自分(達)が力を合わせて前進してゆくイメージを描いて下さい。
ストレス症状の続く方は、早めにカウンセリングを受けることをおすすめします。

(ライトハウス 2011年4月1日号)
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