セルフエスティーム(自己価値観)を下げるものの一つに”批判”があります。

セルフエスティームの低い人は、自分を肯定的に評価することが難しく、否定的に見てしまいますが、本当は自分が価値のある存在でありたいという欲求から、同じことを他者にしてしまう傾向があります。他者を否定的に見てしまい肯定することが難しいのです。他者を下げることによって、自動的に自分が上がるので、その瞬間自己価値が上がったような満足をおぼえるのです。しかし、それは一時的な錯覚にすぎません。心の底では虚しさを感じ、他者へ向けた否定的な感情が、結局自分に返ってきてしまうのです。

セルフエスティームを上げるためのトレーニングの一つに他者へのジャッジメントをやめて健全な評価をする、ということがあります。欠点ばかりに目を向けるのでなく、良いところも見て、偏りの少ない健全な評価ができるようバランスをとります。

まずは、自分が気づかずにやってしまっている”批判”に気づくことからスタートします。みなさんも不当に他者を批判していないか、考察してみませんか?

• メディアで:新聞や雑誌を読む時、様々なニュースを聞くとき、あなたの心の態度はどうですか? 劣等感で公平さを失ってはいませんか?
• 見知らぬへの批判:道を歩いている人、買い物をしている人、車ですれ違う人に対しての批判はありませんんか?マイナス評価が多くないですか?
• 友達への批判:友達や同僚など回りの人の欠点ばかりを数えていませんか?

• 友達への批判:友達や同僚など回りの人の欠点ばかりを数えていませんか?
• 子供への批判:自分の自信のなさをカバーするために、子供を使っていませんか?そして、自分の子より優れていると思う他者の子やその親を批判していませんか?
• 親・兄弟・パートナーへの批判:やってくれたことでなく、やってくれなかったことばかりを数えていませんか?
• 自分自身への批判:自分と上手くお付き合いしてますか?自分とのお付き合いが全てのお付き合いの基本となります。自分のマイナス点だけでなく、良いところをちゃんと認めていますか? 自分を大切にしていますか?
どうでしたか? 不当な批判はしていませんでしたか? 人や物事に対する価値、能力、正当性、妥当性を考え、評価することは大切なことです。しかし、できれば否定的なニュアンスを持つ”批判”でなく、結果が良きにつけ悪しきにつけバランスのとれた自分なりの”評価”になったらいいですね。愛をもって暖かい目で他者を見ることが出来たられたら、自分との付き合いも楽になるはずです。


ライトハウス2012年7月16日号
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