コラム15:幸せの研究(幸せになる人の性格・キャラクター)
(ライトハウス2011年1月1日号)

前回のコラムでは収入の多さが幸福感にあまり比例していないという研究報告や、私達が幸せと感じるには”人との関係”や”ギビング”が鍵となるらしいということをお話しました。

他に私達を幸せに導く要因としては何が考えられるでしょうか? もう一つの要因として性格(キャラクター)があります。今日は幸せになる性格(キャラクター)の研究に関するお話です。

ミシガン大学のクリストファー・パターソン博士率いるチームが”精神的に幸せな人生をおくる良い性格”に関するインターナショナルな研究を世界の50万人を対象に行いました。

”良い性格”とは、私達が人生の伴侶に望む、親が子供にこうなって欲しいと望む、または職場や社会で望まれるような性格、としています。その結果良い性格として最終的に24の性格的特徴が報告されました(*参照)。
博士らはさらに、この25の良い性格的キャラクターの中から、幸せを直接左右している、精神的な幸福感に最も影響を与えている性格を調べました。

それは、感謝(gratitude)、希望(hope)、熱意(zest)、好奇心(curiosity)、愛(love: valuing close relations with others)です。 

これらの気持ちがあるかないか、またはその強弱によって大きく私達の幸福感が変わる、ということです。これらの5つがそれぞれほんの少しづづしかないと、精神的な幸せ感が少ないということです。

逆に、これらの気持ちでいっぱいの自分 --感謝に満ち、希望に満ち, 熱意にあふれ、好奇心いっぱい、そして愛にあふれた自分--が高いと、幸福感に満ちている、というわけです。 

さらに、これらの中でも一番幸福感への影響力が高いのは”愛:他者との関わりを大切にするキャラクター”でした。
お もしろいことに最も幸福感
を左右するキャラクターとして残ったこの5つは性格というよりもむしろ“気持ちの持ち方“というようなものです。ということ は、”気持ちの持ち方”で私達は幸せになれるということです。“気持ちの持ち方”つまりマインドセットです。 それなら誰でも変えてゆけます。

どうですか? 貴方も感謝、希望、熱意、好奇心、そして愛を高めてより幸せな一年をすごしませんか?

どうやったらいいのかやり方がわからないという人や自信がない、という人にはカウンセリングが有効です。そうでない自分でできるという人は是非試して見てください。
新たに始まった年が皆さんにとって幸多き年になりますように。

*creativity, curiosity, open-mindedness, love of learning, perspective, authenticity, bravery, persistence, zest, kindness, love, social intelligence, fairness, leadership, teamwork, forgiveness, modesty, prudence, self- regulation, appreciation of beauty and excellence, gratitude, hope, humor, spirituality.
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