コラム5.コミュニケーション・スタイル(その1):パッシブ・スタイル 
(ライトハウス 2010年8月1日号)

あなたのコミュニケーションスタイルは何ですか?

心 理カウンセリングの一環としてカップル・カウンセリングがあります。その中でご夫婦のコミュニケーション・スタイルの改善に取り組むことがよくあります。 カップル・カウンセリングの第一人者として知られる心理学者のジョン・ゴットマン博士は結婚を持続させる鍵となるのはコミュニケーション力だと言っていま す。コミュニケーション力をあげるにはまず自分のコミュニケーションスタイルを認識することが必要です。コミュニケーションスタイルの分析や分類の方法は 色々ありますが、ここではシンプルな3っつの分類をご紹介したいと思います。一つめはパッシブ(受動的な、無抵抗の)スタイル。二つ目は、アグレッシブ (攻撃的な)スタイル。 最後の三つ目はアサーティブ(はっきりした)スタイルです。
ま ず今回はパッシブ・スタイルについてお話します。このスタイルの人のは自分の気持ちや意見をいいません。自分が本当に思っていることを伏せて、相手の意見 にすぐに同調します。その背景には、摩擦や衝突を避けたい、人に気に入られたい、自分が何か意見を言ってそれに反対されたり拒絶されたりして傷つきたくな い、などという心理が働いています。 その結果、相手に本当の自分を理解してもらうことが難しくなったり、自分に対する無力感や無価値感が膨らみます。ま た、自分の意見や気持ちにそぐわないことをし続けることによってや不満がたまりしだいに怒へと変わることもあります。

パッシブスタイルを細分化したものにパッシブ・アグレッシブというものがあります。このスタイルの人が実際にとる行動例としては相手を無視する、自分が機嫌が悪いことを見せつけるなどです。直接言えないので陰で悪口をいうなどもこのこのスタイルの行動例の一つです。
パッ シブもパッシブ・アグレッシブも自分の意見や気持ちをきちんと伝え話し合うことが難しいので、相手との関係は徐々にこじれてゆきます。自分を抑えたり我慢 したりすることで一時的に問題解決になっているようにみえますが、真の問題解決にはなりません。我慢が積もり積もって耐え切れなくなった時には縁をきると いう結果になります。パッシブ・アグレッシブにいたっては、相手から自分への敬意を失うことにもなります。皆さんのコミュニケションスタイルはどうです か? 
Get Adobe Flash Player
 ※最新のFlash Playerをダウンロードしてください。 FLASH / HTML
※Windows 95/98/Me/NTをご利用の方はHTML版のページをご覧ください。