ストレス(その1):ストレスを受けにくい心に 

ストレスは心と体に多大な影響を与えます。身体症状としては、血流の低下、血圧の上昇、筋肉の緊張、体温の低下、血糖値の上昇、免疫力の低下などが主な影響としてあげられます。

ストレスは老化の促進のみならず万病のもととも言われています。ストレスをはじめとした精神的な負担が起因となっておこる病気を心身症といいます。胃かいよう、片頭痛、円形脱毛症、自律神経失調症などが代表例です。

その他、心療系の疾患としては、うつ病、パニック障害、PTSD(ポスト・トラウマティック・ストレス障害)などがストレスを含む精神的な負担が原因となって起こる病気や障害の代表例です。

このような病気を未然予防するためにも日頃からストレス対策をしておくことは大切なことです。休息をきちんととり、何か自分が楽しめる時間を持つよう心がけましょう。日頃から適度な運動を取るのも大切です。瞑想、ヨガなどでメンタルケアをするのもいいです。
リチャード・ラザルスの分類ではストレスの対処法として次の8種類をあげています:直面的対処、距離を置く、自己コントロール、社会的支援を求める、責任を引き受ける、逃避・避難、計画的な問題解決、積極的な再評価、などです。


しかし、ストレス発散法というのはくさい臭いに消臭剤や香水をふきかけるようなものでもあります。本当に良いのはストレスを発散させるのではなく、自分の内面から根本的にストレスを受けにくい心にするのが得策です。


その一つの方法に、認知療法があります。様々な思考の癖を見つけ、よりストレスを受けにくい思考に育ててゆくのです。ス トレスは主観的なものでもあります。なので、同じ状況下でそれをストレスと感じるかどうかは人によって違います。仕事で時間が切迫してきた時、 ストレスでくじけそうになる人もいれば、逆にやる気が高まる人もいます。どちらになるかを決めるのは主観的なとらえ方(認知方法)なのです。
この認知がストレスの受け方を左 右する重要な鍵です。ストレスはエネルギー源にもなれば、一方で老化や病気の元にもなるのです。心と体の健康を保つためにこのように不適応な認知を変えてストレスを受けにくい心にしてゆくのが認知療法です。

他のやり方としては、ストレスを受けにくい人の特徴を強化することでストレスを受けにくくするという方法もあります。

ストレスを受けにくい人の特徴として豊かな精神力と忍耐力がまず考えられますが、それ以外の主な特徴としては、問題対処に自信がある、楽天家、建設的プラス思考、感謝の気持ちが強い、クリアなコミュニケーションができる、人 生哲学・信仰をもっている、ソーシャルサポートが多い等です。これらの点を促進していくことによりストレスを受けにくくしてゆくことができます。


ストレスを受けにくい心で健康を維持し毎日を笑顔ですごしましょう。


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